歯を失う原因の7割以上は虫歯と歯周病が原因のようです。
若いうちはほとんどが虫歯、35歳を過ぎた頃からは歯周病によって歯を失うことが多くなってきますが、虫歯や歯周病の最大の原因は「プラーク」(歯垢)です。
このプラーク中の細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因なので、ケアをきちんと行って細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防することができるという訳です。
生活の一部として何気なくしている「歯を磨く」という行為。果たして正しい方法なのでしょうか?
歯を磨いているのに虫歯になってしまう、口臭が気になる…そんな方はブラッシング方法が間違っているのかもしれません。
歯は種類によって大きさがちがったり、生えている角度が違ったりしています。
垂直に磨くだけでは、汚れは落ちません。
そこで、歯の場所によって効果的な歯ブラシの当て方からご紹介します。
▼歯ブラシの当てる角度
歯の外側をブラッシングする場合は、歯に対して直角 ( 90度 ) に歯ブラシを当てる。
歯の内側をブラッシングする場合は、歯に対して45度位の角度で当てる。
前歯の内側をブラッシングする場合は、歯ブラシのかかと ( 歯ブラシの毛の一番手に近い部分 ) や、つま先 ( 毛の一番手から遠い部分) と呼ばれているところで磨くといいでしょう。
▼歯ブラシの動かし方
歯ブラシは小刻みに10mm以下の巾で動かしましょう。イメージとしてはゴシゴシではなくシュッシュッという感じで。
上の奥歯の外側を磨く時だけは口を閉じましょう。口を大きく開けると歯ブラシが手前に押し出され一番奥歯の外側に歯ブラシが当たらない時があります。注意しましょう。
▼磨いたあとは?
磨いた後は鏡で歯垢が落ちたかチェックしましょう。
つめで歯を引っかいて白いのりのようなものが付いて きたらまだ歯垢は落ちていません。
回数は、1日2回は少なくても磨きましょう。
特に寝る前は一番時間をかけて丁寧に。
朝は生理的口臭が一番強いのでエチケットとしても磨いたほうがいいと思います。
たとえ1日5回磨いていても1回1回の時間が短ければ歯垢は落ちません。
回数よりも1日に1回はていねいに磨く事を心がけて下さいね。
ハミガキの他に、いろいろな口臭予防に役立つ器具もドラッグストアなどで売られています。
それらを併用して、口臭のない清潔な息をめざしましょう。
マウスウォッシュ
お口の殺菌を行う液体状のものです。同時に口臭予防にもなります。刺激の少ないタイプもあります。
タンクリーナー
名前のとおり、舌の垢をとるブラシです。舌苔は口臭の原因のひとつです。歯と一緒に舌も洗いましょう。
歯垢テスター
磨き残しをチェックすることができます。きちんと磨くことができるかといった場合の練習用に使用できます。